最近、ネットを色々と見てると、IPOの裁量配分について書かれてるのをあちこちで見るようになりました。

「証券会社から裁量でIPOをもらうにはどうすればいいですか?」ってとかね。ハッキリ言って、投資家サイドから「裁量でくれ!」ってのは無理なんよ。

「裁量」ってのはその名前のとおり、証券会社の営業サイドからの裁量な訳。引き受け株数のうち、裁量枠と抽選枠に分ける前に、色々なところからの引き合いもあり、まずそれが引き算され、その残った株数で裁量・抽選になるんよ。今はまだまだ裁量枠の方がかなりの比重を占めてるのが現実。

だからアホなIPOのブログを書いてる奴が「〇〇株、△△証券さんから▲▲株いただきました!」ってあるよね。これは、ほとんどが裁量。たぶん、証券会社のいいお客さんなんだろうね。セールスサイドで困った公募や売出を引き受けてもらったり、手数料の高い投信や外債をバーターで買ったもらったりといういいお客さんね。言い換えれば、損失補填みたいなもんやね。しかし、それを嬉しそうにネットに書き込んでるのはホント頭を疑うよね。「私は証券会社といいお付き合いをしています」って言ってるようなもんやからね。まあ、こういうのは株式投資家とは言わんけどね。

あるいはセールスとキックバックの約束をしてたりとかね。歩合の外務員にはまだまだいるみたいだしね…。それを分かっててその外務員にIPOを渡す証券会社や仲介会社は同罪やわな。

まあ、だいたいはバーターやわね。お客さんに何かをヤラセルからこのIPOをくれってね。だから抽選ですからって言って、ブックビルディングのオーダーを取ってる間に「裁量分」はもう実は行き先が決まってる訳ね。昔ながらの証券セールスのやり方がまだ横行してるようね。大手証券(ひと昔前の大手4社)出身のセールスが配分担当になってるところでは、かなりの人には言えないような配分交渉があるようだしね。前は、同じ顧客に、また同じセールスに何回もIPOを渡してるのは上も注意してたようだけど、今はSECの監視も緩いのかまた横行してるようね。普通は同じセールスに、同じ顧客に何回も利益供与してる損失補填と考えられるとしてたんだけどねえ…。

裁量配分は、まずは支店に株数が本社のその責任部署から割り振られ、支店長の「裁量」で支店の営業課に振り分ける。で、その営業課長らの「裁量」でセールスに割り振られる。で、そのセールスの「裁量」で顧客に振り分けるってこと。

だから成績のいい営業店、規模の大きな営業店にはもちろん多めに配分されます。そして、支店の中でも営業課の出来具合で配分も変わり、その営業課長の好き嫌いでセールスに配分されるってもんです。(笑)

まだまだアナログだからね、証券業界は…。だから最終的に判断するセールスは自分に手数料をドカンと落としてくれるお客さんや、普段から自分の割当に役立ってるお客さんにIPOをくれるって訳。
だからそのセールスが「裁量玉」をまずは握ってるかどうかなんよね。支店長や営業課長などの管理から嫌われてるセールスはそれがなかなか貰えないんよ。要は、YESマンのセールスほど「裁量玉」を持ってます。

もちろん、全てをそんな配分に使うと文句がくるのが分かってるんで、新人セールス君などの新規開拓用として「いくらかの玉」は別にあるんよ。だから地場証券のような小さいところはめったに来ないからもう「宝物」だわな。

さて、脈絡もなく、乱雑に色々と書いて来ましたが、IPOって証券会社にとっては今でも「飛び道具」な訳ですよ。特に大手証券はそれが武器なんですよ。株式の知識もほとんどなく、商品セールスマシーンだからね。今は、だからほぼ間違いなく儲かるIPOはこういう奴らのための武器なんですよ。それを簡単にくれるかどうか…?無理ですよ。証券会社のいいお客さんになれば貰えるだろうけどね。そのためには色々なことでセールスを稼がさないといかんのよ。要は手数料を落としてやるのか、困ったものを引き受けてやるかです。どうします…? 

単純になかなか当たらんけど抽選でいいわよね。当たるとラッキー、当たらなくても損はしない。変な気遣いも要らんしね。大手証券のネット口座、ネット証券ならSBI、マネックス、岡三オンラインなどはIPOの取り扱いがあります。特に、SBIは一つ一つの取り扱い量は少ないけど、ほぼどの銘柄にも幹事参入してるからねえ…。

では、この春のIPO相場開幕に備えて、準備を怠りなくね…。



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IPOの配分は、証券会社の一部の個人投資家への偏った裁量配分をなくして、全て完全抽選での配分を希望します!!

(ご注意)当たるも八卦当たらぬも八卦です。sb-i-taroは無責任に書いていますので、投資は自己責任でお願いしますね。